長年、本校の生徒たちに愛され続けてきたTOMIICHI食堂が、リニューアルに向けて最後の営業日を迎えました。

昼休み、食堂に立ちこめる香ばしい匂い。何種類もの食材をことこと煮込んで作られたスープのラーメン、じっくり煮込んだ深い味わいのカレー。そのひと皿ひと皿には、食堂の職員の皆さんが込めた愛情と、心からの応援の気持ちがありました。

卒業してからも、「またあの味を食べたい」と足を運ぶ卒業生がいるほど、食堂の味は、生徒たちにとってかけがえのない思い出となっています。

最終日、食堂には最後にもう一度懐かしの味を味わおうと、多くの生徒が集まりました。
思い出深いカレー、ラーメンを求めて大行列ができ、食堂は大忙し。
にぎやかな笑顔と少しの寂しさが入り混じるなか、最終営業日を温かく締めくくりました。

営業終了後には、長年にわたり温かい食事と元気を届けてくださった職員の皆さんへ、感謝の拍手と「ありがとうございました」の言葉が贈られました。

あの懐かしい味、心にしみる温かさは、これからもずっと、私たち一人ひとりの中に生き続けることでしょう。そして、来週からは、リニューアルした新しい食堂がスタートします。新しいメニューも楽しみです。