校内の土壌動物を装置で分析する。
生物基礎の授業で、学校の敷地内の土壌中の動物を観察、分析しました。ツルグレン装置という、土の中に潜む動物をおびき出す器材を使用し、とらえた動物を顕微鏡とオンラインデータベースを用いて同定します。(※同定:種などの生物分類を判定すること)

土壌動物分布をまとめてデータ化する。
見つけた土壌動物は、タブレットを使って種類ごとにオンラインデータベースに登録していきます。すべてのデータを統合して分析することで、校舎内の地点別の土壌動物分布をグラフで可視化。場所により見られる動物の傾向に特徴があることがわかりました。

データをもとに理解を深める。DXハイスクール指定校としての実践。
印象や感覚だけに頼るのではなく、データをまとめて解析することで、何が起こっているのか、どのような特徴があるのかを理解する。これがデータサイエンスの基本です。本校は、文部科学省のDXハイスクール指定を受けています。探究学習や教科の学習で、デジタル人材を育成するデータサイエンスの学びを実践しています。
